病院へ(2月~5月)

9月21日に、にーなはいわゆる「不妊手術」を受けました。
6歳4か月での手術ですので、遅いです。
もっと早く手術を受けさせる予定ではあったのですが、(情けないことに)私が何度か入院したり、経済的な問題があったり、にーなも皮膚の状態が良くなくてそちらの治療を優先したり……で遅くなりました。

手術まえのこと

今年の2月にも手術をする前提で健康診断を受けました。
ですが、上にも書きましたが皮膚の状態が良くなかったのです。
あちこち痒がって引っ掻き傷を作り、同じところを何度も引っ掻くので傷も大きくなり、過剰に舐めて薄毛になっているところもありました。
また湿疹のようなものも場所によってみられました。

顕微鏡での検査でノミ・ダニなどは見つからず。
簡易的ではありますが、真菌などカビでもないことがわかりました。
(※特殊なライトを当てると、真菌などでは光って見えるのですが、全く反応がありませんでした。)

ではアレルギー?という事で治療を始めることになったのですが、猫がアレルギーの症状を呈するのはもっと若いうちで、にーなのように5歳を過ぎて発症するというのも珍しいので、正直ちょっと???という感じはありました。
ですが、とりあえずステロイドと抗生剤の投薬をはじめました。

最初は8日分。劇的とは言わないまでも、少し見た目の症状は良くなったようでした。
ステロイドは効いたからといって量を増やしたり長く飲むお薬ではありません。むしろ少しずつ減薬していずれやめなければ副作用の心配が出てきます。
そこで、にーなも次の8日はステロイドを1錠から1/2錠に、その次は1/2錠から1/4錠にと減らしていったのですが、最初の8日間ほどの改善は見られず…ステロイドでは効果がないということで、次に処方されたのは「アトピカ」というお薬でした。

アトピカというお薬は、ステロイドのようにすぐに効くお薬ではなく、効果が現れるまで大体1か月程度かかるそうです。
このお薬が独特の香りがあるのと、とても苦いもので(少し舐めてみました)、猫に飲ませるのはなかなか大変!
ご飯に混ぜてもダメ。踊って喜ぶちゅ~るに混ぜてもダメ。
仕方がないので口を開けさせて強制的に飲ませるしかありませんでした。
そして4日目、猫はご飯を食べなくなり、吐き気があるようでおぇっおぇっとするようになり。
投薬のストレスもあるかもしれませんが、お薬が合わないという事も考えられるので、エリザベスカラーをつけるのみにしてお薬はやめました。

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エリザベスカラーをつけたにーな

余談ですが、アトピカってボトルに入っていて、体重によって飲ませる量が変わってくるのですが、にーなの場合は1本で3週間分くらいです。
これがお高いお薬なんですよ…かかりつけの病院は比較的良心的なお値段なのですが、それでも8千円。ステロイドは1錠50円だったのに~。
それでも痒がっている姿はとても気の毒で、なんとかしてあげたいのが親心。仕方ありません。


さて話は変わりますが、3月~11月くらいまでは、ノミ・ダニの駆除もしなければなりません。
にーなも月に1度、病院で首の後ろに垂らすスポットタイプのお薬をつけていただいていました。
それが3月は平気だったのですが、4月にはお薬をつけたところをとても痒がって傷をつくり、5月には場所を少しずらして頭の後ろあたりにつけたら脱毛してしまい…。
アレルギーの治療中ではあったけれども、明らかに皮膚に異常が現れたので、これもちょっとやめておこうと6月からはつけることをやめました。

それが2月~5月のこと。


にーながうちに来る前の写真です。
可愛いでしょ♥

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にーな

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にーな